JE1WTR es JG1UNE ex JA1-8394
MLA48プロジェクトは,MLA(マグネチック・ループ・アンテナ)ファンの集いです.
アンテナの仕組み Kindle版
アンテナの解説書は「やさしい」と謳う本でも,技術者やアマチュア無線の愛好家など
電磁気学を学んだことがある人を対象に書かれているので,一般の人には理解しにくい
でしょう.またこれから学ぼうという方も,入り口で足踏み状態になってしまうでしょう.
そこで,一般の方にも,アンテナの不思議を知っていただきたいと願って書いたのが,
本書なのです.
小暮裕明 JG1UNE・小暮芳江 JE1WTR 著 2023年 第5刷 発売中
講談社 ブルーバックス 本体価格:860円+税 ISBN:978-4-06-257871-4 C0255
"ANNIE RETURNS"
* Download(4.3MB) は こちら から
Annie は Dr. Jim Rautio, AJ3K が 1983年に開発したAppleUのアンテナ解析プログラムです.
1984年2月よりQST誌に記事が 5回連載され,ARRLの Technical Merit賞を受賞しました.
さらに Turbo PascalでIBM-PC用に書かれたのが本プログラムですが,マニュアルはApple用に書かれたものです.
Annie.com または Annie-87.comをダブルクリックすると DOS window上に Annieが立ち上がります.
うまく行かない場合は,"DOSBox" ( http://www.dosbox.com/ ) をお試しください.
メニューで F1を押すと次のオプションへ進み,戻りは F2です.F3で次の値を選び,F4は前の値,F10で前のメニューに戻ります.
詳しくは,日本語の補足マニュアルを参照ください.
現在は多くの洗練されたツールがあるので,Annieは主に歴史的・教育的な見地からお楽しみください!
(英文マニュアル "Preface to the 2001 Digital Preservation" by Jim Rautio より抜粋.)
*かつてANNIEは,JG1UNEがPC98やMac向けに作り直し,日本で通信販売されていました.
Dr. Rautioは私共の旧友で,現在は米国 Sonnet Software社の社長で,開発者でもあります.
彼と小暮裕明・小暮芳江の共著で,Artech Houseから英文の書籍
"Introduction to Antenna Analysis Using Em Simulators"
と "Introduction to RF Design Using Em Simulators" を出版しています.
" TRY A SIGMA BEAM ON YOUR SMALL LOT! " 省スペース Σ(シグマ) ビーム・アンテナ
Aki KOGURE, JG1UNE appeared in the March 1987 issue(p.45) of QST magazine.
Home-brew Sigma Beam
Mounting-plate assembly (詳しくは SigmaBeam.pdf を参照)
シグマアンテナは,小暮裕明,JG1UNE が考案した,コンパクト2エレメント・ビームです.
ギリシャ文字のシグマの形にすることで,ほぼ性能を損なわずに小型化しています.
コンパクト・アンテナブック (ダイナミックハムシリーズ7) (CQ出版社)などで紹介され,ARRLの
QST誌にも載ったことで世界的にもひろく試されており,"Mビーム"とも呼ばれています.Peter Dodd, G3LDO からは,解析の結果,
種々の折曲げエレメント・アンテナの内で最もよい成績との評価を得ました.
Peter Schmidt, DL9JFT による,ワイヤーで軽量化したバージョンは こちらから.
Klaus Warsow, DG0KW による,6m用バージョンは こちらから.彼は"Mビーム"と改名したようです :-)
参考文献:
『14MHz”ダブル-D”アンテナ 』,CQ ham radio,1997.4,p.118-122 ,CQ出版社
"Wire Beam Antenna and the Evolution of the Double-D", Peter Dodd G3LDO, QST, Oct. 1984
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